フリーライター京*mia【自然スタイル探求帖】

世界放浪からシドニー移住後、京都に惹かれて帰国中。もっと自然に、枠を外して自由に生きたい♡ 探求ライターの徒然帖です。現在の拠点:京都と大阪を行ったり来たり…

南米大陸出身、ラティーナが肉食を辞めた理由『エッセイ』

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ナディが用意してくれたフレッシュな朝食♡

 

Hello all! 京都拠点のフリーランスライター、miaです。

 

知り合ってかれこれ4年ほどになる、ラティーナの友人がいます。

 

彼女の愛称はナディ(仮名)。

 

10年来のパートナーと一緒に、チリからオーストラリアに移住してきた、その一番最初に私は出会いました。

 

2人共チリではジャーナリストでしたが、オーストラリアで彼女はなるべくそれに近しい仕事をしながらも、言語面での制限を感じているようで、なかなか母国ほどの活躍には至らない日々を過ごしているようです。

その辺は私も全く同様だったので、彼女の気持ちが痛いほどわかります!苦笑。

 

さて、それでも彼女は愛するパートナーと一緒に、南半球での日々を謳歌しています。

 

そんな彼女のオーストラリアでの暮らし4年目あたりで、食習慣に変化があったのです。

 

彼女の母国チリ、といえば南北に長細く片側が全て海に面している、魚介類を多く食べる国でもありますが、同じくらい、いやそれ以上にお肉好きな国でもあります(アルゼンチンほどではないにせよ!)。

 

ある日ナディが用意してくれた朝食をいただきながらいつも通り話込んでいると、彼女が言いました。

 

「私ベジタリアンになったのよ。」

 

ベジタリアンとは菜食主義(菜食主義 - Wikipedia)のことで、細かくはその中にいくつも枝分かれした主義があるそう。肉や魚介類だけを食べない、またはそれらの福生産物まで全て食べない、などです。

 

彼女の目的はどうやら、「肉食を辞める」ことなのだとか。

 

理由を聞いてみると、それは急に回心した宗教のためなどではなく、彼女の精神性への影響からだと言うのです。

 

「mia、私ね、最近“鬱”とまではいかないけれど、落ち込んだりカッとなったり気分のムラが激しく、その理由がもしかしたら肉を食べているからじゃないかって、思ったのよ。」と彼女。

 

それを聞いて私もいくつか思い至ることがあって…。

 

南米の人って、大らかで朗らかでいつも明るいっていうイメージが一般的で、それは私たち日本人から見てだけではなく、オーストラリア人から見てもラテン気質というのは、ほぼ似たり寄ったりの共通認識のようなところがあります。

 

私はオーストラリアで、アルゼンチン人やチリ人の友人に囲まれ、結構濃厚な交友関係を築いていたのですが…(笑)。

 

親友のひとり、アルゼンチン女性からも彼女の弟が躁鬱のようになって抜け殻のようになっていたので、オーストラリアに住んでいた彼女が呼び寄せてしばらく面倒を見た、とか。別のアルゼンチン人の友人も、親友の兄弟が自殺をし一旦母国へ戻ることになった、だとか。

 

明るいラテンな側面からは、想像し難いような話をよく耳にするようになりました。どの友人たちもお肉大国、アルゼンチン出身だということが共通しています。

 

話を戻して、同じくラティーナのナディですが、彼女の妹もまた失恋の後の落ち込みが激しく鬱状態になったのでオーストラリアに呼び寄せた、のだそうでした。

こういう家族絡みの話になるところは、やっぱりイメージ通りのラテン気質だなぁ、と妙に感心しつつ…、

 

あ、まただ、と。

 

そして妹さんだけでなく、彼女本人も最近精神状態が不安定になり、その対策のひとつとして肉食を辞めてみた、とのことだったのです。

 

はじめてみるとまぁ、調子もよく気持ちも安定しているので、そのまま続けているそうです。彼女はまた別の対策として、瞑想をはじめたそうでシドニー近郊の自然の中での合宿のようなものにも、ひとりで参加する、と言っていました。

 

今まで私は食べるものもそこまでこだわらず、なんでも美味しい!と思って食べれば体にとっては栄養になると信じてるような、おめでたいタイプでした。笑。ある意味では今もそういう“信じる力”が創り出す現実を認めています。

 

でも彼女のこの話は、後々まで私にいくつかの疑問をや課題を投げかけてくれることになりました。

 

「What you eat is what you are/あなたが食べるものがあなた自身になる」

 

というのはあまりにも有名なquoteですが、その意味の深さを今実感しています。

 

でもそこに気付けた彼女は良かったし希望がある、と思うのです。

 

もちろん“食”だけが鬱をはじめとする精神的な問題を引き起こすわけではないにせよ、食べるものが体や精神に影響する力の大きさを思うと、やはりこの気付きは必要な通過点だったと思います。

 

このことだけがきっかけではありませんが、私は今、自然界の中での“食”にとても興味があります。

 

↓ この記事を書いたのも、そうした想いの一環からです。

mia555.hatenablog.com

 

日々さまざまな書籍などを読み漁り、新たな気付きを重ねるなかで、私がここ数年いかに自分の体をぞんざいに扱ってきたか、自然に沿った食品ではないものの掃き溜めにしてきかた…ということを、痛感しています。

 

もちろんその気付きから、食生活は180℃変わりました!

 

精神的なものについては私にはあまりまだ影響を感じませんが、さまざまな部分で余分なものがそぎ落とされて、スッキリと内面から変わっていく実感があります。

 

そのきっかけを想うとき、いつも彼女とのこのやり取りを思い出しています。

 

またいずれ私がオーストラリアに戻るとき(戻るとしたら)、また彼女と食について、そしてそれが及ぼす影響について、熱く語り合いたいと思うのです。

 

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