Hello all! ナチュラルライフ探求ライター、miaです。
用事があって訪れたニューヨークで、チェルシーマーケットを目指して歩いていたとき、たまたま見付けてしまいました!
路面に面して並んだコーヒー豆の展示と、重厚な木製の扉。その奥に広がる天井の高い巨大空間。
実は急に決まったニューヨーク行きで、旅行というわけでもなかったので特に下調べをしていませんでしたが、もうその佇まいを見ただけでワタクシ、ピン!と来ましたよ。
だって元パートナー(従業員をスタバではそう呼ぶ)ですもの。
「もしかして!ここは小耳に挟んだことのある、あの伝説的スタバの新店(2018年12月オープン)ではないか!」
そうその名も、
「STARBUCKS RESERVE NEW YORK ROASTERY(スターバックス・リザーブ・ニューヨーク・ロースタリー)」
世界中から集めた豆を店内焙煎し、1杯ずつ淹れるという高級感漂う特別店。こちらはシアトルの1号店に続きオープンされた2号店だそう。
重めの扉を押して中へ入ると、その圧倒的なスペースに思わずテンションが上がります。1階のカフェ&ベーカリーと半地下のエクスペリエンスバーと焙煎所、中2階のカフェバーの3フロアから成る巨大空間。
まず目を引くのが黄金に輝く焙煎機!こんなサイズ感の焙煎機、もちろん見たことありません。その前では、焙煎士さんによる説明が行われ、その様子は工場見学さながら。
まるで店内全体が、「コーヒーのテーマパーク」ではないですか!
まずどこから見ればいいのか、そしてどこで注文すればいいのか、どこに座ってもいいのか…、もう確認したいことが多過ぎます。
1階部分の中央にはメインカウンターが配され、ショーケースには魅惑的な焼き立てペイストリーやサンドイッチ、ピザなどがずらりと並べられています。
まずそのカウンターに近づき、笑顔で対応してくれたスタッフさんにシステムの説明を聞くことに。
コーヒーメニューも通常のスタバとは全く違い、メインはやはりスペシャリティコーヒー!私はメニューを見てもよくわからなかったので、香りや好みのテイストをスタッフさんに伝えて、おすすめに決めました。
その後で食事の予定だったので控えよう、と思っていたのに気付けば「アーモンドクロワッサン」が私のトレーに…。
注文を終えるとそのスタッフのお兄さんが、丁寧にコーヒーを淹れてくれます。
そして気付いたのですが、このセンスの塊のようなお店ではスタッフの制服ももちろん、通常のスタバとは一線を画しています。
エプロンの色がまず違います。茶色寄りのベージュカラーのエプロンに、そして皆が帽子をかぶっているのも印象的でした。それもハンチングだったりハットだったりと、恐らく本人の持ち物なのでしょう、決して派手ではないのにそれぞれの個性が際立っています。
さらにこのお店のパートナーたちは皆、ここで働いていることにいい意味でプライドを持っているように見受けられました。確かにこんなに素敵な舞台を与えられたら、おのずとそうもなるでしょうね。
そんなことをぼんやり思っているうちに、名前を呼ばれて私のトレーが手渡されました。テンションが上がりっぱなしで気付けば、巨大なマグサイズを注文していたようです。
注文したのは「Paradizo 2019」というコーヒーで、酸味は少し強め。でも深い旨味もあり、酸味が苦手な私でも美味しくいただくことができました。
それにしても、別の目的地を目指してたまたま見つけたにしては、最高にネタと経験になるお店に出会えました。
飲みたいドリンクも食べたいものも多過ぎて、一度ではとてもじゃないけれど攻略できません。
この「スターバックス・リザーブ・ロースタリー」、大阪か京都に3号店を出してくれないかしら、ぜひ通うのにと心の中で思うのでした。
焙煎機は、異彩を放つ存在感
半地下部分まで場所を取るサイズ感
中央のメインカウンター
半地下の「エクスペリエンスバー」
このサイズのマグに並々注がれたコーヒー。スタバらしからぬ(失敬!)繊細な味わい
グッズ販売もバリエーション豊富でお土産にもぴったり
「STARBUCKS RESERVE NEW YORK ROASTERY」
Add:61 9th Ave, New York, NY 10011
Open:Mon to Thu 7:00~23:00,
Fri 7:00~24:00,
Sat 8:00~24:00,
Sun 8:00~22:00
HP: