海外ドラマ、「シカゴ」シリーズをご存じでしょうか。
私は海外ドラマや漫画、ゲームといった類のものには決してハマらないと思っていました。
というのもよく、「ウォーキングデッドを見始めたら明け方に」とか「ゲームにハマってオール」などと耳にするたび、「それはない!」と思うと同時に、そんなにハマれるものがあって幸せね、とさえ思っていましたから。
だ・け・れ・ど・も。
まさかの、海外ドラマ「シカゴ」シリーズにハマってしまった…のです。
私は救急救命ものが昔から好きで、テレビで放送するドキュメンタリーの24時間系を、youtubeでわざわざ探してみるほど。
確か最初は、別の救命ものだったんです。でももう名前すら覚えていない…。
そして救命ものを探しては見、それを繰り返して辿り着いたのが「シカゴ・メッド」でした。
登場人物の個性&華やかさ、人間ドラマと救命シーンの絶妙なバランス、次へ次へと引き込まれる展開…。
見終わると、なんだか心にぽっかり穴が開いた気分に。
すると「あなたが興味があるかも」欄に、「シカゴ・ファイア」が出てきたのです。
つまりシカゴを舞台とした消防士たちのドラマ。
海外では、「Fire fighter/ファイアファイター」と言えば、ホットな男の象徴です♡。
もちろん私だって目の保養はしておきたい、しかも救命ものだし!というわけで見始めたら、これが…もう…ドキドキハラハラしっぱなし!
感動したりもらい泣きしたり、幸せ噛みしめたり、ただドラマを見ているだけで心がこんなに動くものなのってくらい。
まず登場人物それぞれが魅力たっぷりに描かれている上、愛がある!
もちろん人間ですから、それぞれヘマしたり喧嘩もするのだけれど、結局いつもそれぞれが持ち寄る愛で解決してしまうという。優しみの深さ…♡
このドラマを見ているあいだ、まるで私自身がシカゴのERで働いていたり、救命士をしているような不思議な氣分に何度陥ったか。笑。
「シカゴ・ファイア」を見終わると残っていたのは、「シカゴ・PD」。
シカゴ警察が舞台の刑事もの。薬物やマフィア系のテーマには、一番興味がなかったのですが、実は今ガッツリまたハマっています…。
理由のひとつは、こちらも登場人物が個性的で飽きないこと。
そして実はこの「シカゴ」シリーズ、ドラマ同士のクロスオーバーがあるのです!
「シカゴ・ファイア」を見ていたときに、救命士が「シカゴ・メッド」に患者を搬送するのですが、ふと(え、そこにDrマニング/ローズいるんじゃないの?)と思ったら、本当に登場したのです。涙
そしてそれぞれが、兄弟だったり友人だったり恋仲になったり…!
はぁ、この底なしの面白さといったら。
ファンを取り込む仕組み作りが上手ですよねぇ。まんまとハマってしまいましたもん。
で、です。
今、「シカゴ・PD」なので登場人物が、警官です。
カフェやショップで「警察にはタダだよ」みたいなシーンがあるのですが、そのとき私のなかである記憶がフラッシュバックしたのです。
かつてケアンズのカフェでバリスタをしていた際、確かに警官や消防士にはコーヒー割引していたな、という記憶が。
タダではなかったのですが、確か半額でした。
私が働いていたカフェは、確かポリスの溜まり場みたいになっていて、彼らがよくうろついていたんですよ。それはつまり、治安が保たれるということもあったように思います。
もちろんオーストラリアのケアンズ。オーストラリアきっての観光地ですが、アボリジニも路上飲みをするような地域でしたから、なんとなく安心感があったような気もします。
シドニーでは3つのカフェで働きましたが、その記憶はありません。
あれはなんだったんだろう。ケアンズのカフェはポリスが多かったからそのルールを適用したのだろうか…。
海外、ポリス、カフェ。
このシーンを見たとき、私のかつての暮らしが思い出され、強烈に懐かしくなったのでした。
そしてもちろん、今から「シカゴ・PD」見ますよー。
あ、もしこれからこの「シカゴ」シリーズを見ると言う方は、私の見た順でもありますが、「メッド」→「ファイア」→「PD」の順がおすすめかもしれません。わかりやすかったので!
コロナ禍でエンタメ要素が少ない今だから、ぜひ海外ドラマにはまってみては?
追記(シーズン5まで見た感想):
シリーズのなかで、「シカゴ・PD」が一番微妙かなー。
銃社会のアメリカということで、目の前で銃を向けられたら打つのは正当防衛になるとか、致し方ない部分はあるとしても…。
なんだかチームの男女がすぐできちゃって仕事に支障が出たり(これはFIREでもあったけども)、個人の恨みを誰かに晴らさせるとか、職権乱用って思うことも多々。苦笑。
あと集中して聴いて(字幕を追って)ないと、理解できない専門用語も多めです。
なのでやはりおすすめはダントツ「シカゴ・メッド」と「シカゴ・ファイア」♡